昨年の夏、私は・・・西パプア(インドネシア)のアルファク山(Mt.Arfuk)に行ってきました。
昆虫ではトリバネアゲハ(Birdwing)などで有名な場所ですが・・・
バードウォッチングで訪れたことのある日本人は少ないようで、海外の方達のレポートを読む限りだと、
「雨が続いて辛い」「山登るので体力も使う」「鳥が見づらい」「がっかりした」といった内容のレポートも少なくなく、
夏の予定が決まっていなかったにも関わらず、行くこと自体にかなり悩みました。
しかし、ハードな探鳥になろうとも・・・・見たい鳥が、そこにはいるのです。
最後に背中を押したのは「そんな場所だからこそ、今行くべき」という思いから。
今日は、その行程をご紹介します。
8/10
07:45 小松発 → 08:55 羽田着
11:45 羽田発 → 17:15 ジャカルタ(Soekarno-Hatta)2T着
空港ロビーで同行者とガイドと合流。
21:50 ジャカルタ発 → (Makassar、Sorong経由) → 06:05 Manokwari着
8/11
06:05 Mankwari着。
市場へ行き食糧などを調達後、Seth's Guesthouseへ移動。
到着は昼過ぎ、昼食後は宿の周辺で探鳥。
2度のスコールで探鳥時間はあまりとれなかった。
(Syoubriの宿 "Seth's Guesthouse")
(宿の室内)
8/12
03:45起床。04:00から朝食、04:30出発。
軽い登山すること小一時間、Western Parotiaのハイドへ。
8時頃までハイドに滞在し、その後は周辺を歩いて探鳥。
11:30頃に宿に戻り、昼食。
14時頃から16:30頃まで土砂降り。日没まで宿周辺で探鳥。
(Western Parotiaのハイド)
8/13
05:00出発でMagnificent BoPのハイドへ。
9時頃には宿に戻って荷物を整理し、9:30頃からGerman Campに向けて探鳥しながら登山。
途中には、1時間程度のややきつい急登も。
13:30頃にGerman Campに到着。
午後は時折パラつく雨を避けながら、German Camp周辺で探鳥。
この夜から体調を崩し、食欲が落ち、腹痛と発熱。
(German Camp)
(German Campの内部)
8/14
04:00起床、05:00発で約30分歩き、Black Sicklebillのハイドへ。
体調は回復せず、立っているだけでも辛いような状態。
07:00頃にハイドを出発し、German Campへ戻る。体調回復のために睡眠。
この日は14時頃から土砂降り。夕方、体調が幾分か回復したので宿の周辺を散歩。
ほぼ一日、体調回復に使った形に。
(アルファク山のトレイル)
8/15
5:30頃に起床。どうにか体調は回復。食欲も戻る。
6:30頃からCamp周辺で探鳥し、その後はゆっくり探鳥しながら下山。
昼過ぎにはSeth's Guesthouse着。
夕方は日没までMagnificent BoPのハイドへ。
8/16
5時頃起床、6時出発。
車で30分ほど移動し、昼まで道路沿いで探鳥。
13:30にManokwariのホテル着、ゆっくり休息。
8/17
8:30頃にタクシーでホテル発、Manokwari空港へ。
10:55 Manokwari発 →(Sorong、Makassar経由) → 16:35 ジャカルタ着
23:30 ジャカルタ2T発 → 08:50 羽田着
8/18
08:50 羽田着
10:25 羽田発 → 11:25 小松着
見ての通り、現地で体調を崩しました。
おかげで、ほぼ丸1日行動不能に・・・
行きの便がほぼ夜通しで、しかも真夜中にトランジットがあるため、疲れが溜まりやすいのが難点。
それに軽い登山も加わり、疲れが出たんでしょうね。
国内ならこれくらいのことは軽くこなせるのですが、フライトの疲れに加え、治安にもやや不安のある地、さらに下界は
マラリアの汚染地域でもあり、精神的にも気が張って疲れていたのかも。
何にせよ、変な病気とかじゃなくてよかったです^^;
天候は・・・前評判通りでした。
ただ、丸1日雨に降られることはなく、少なくとも午前は探鳥時間を確保できたのは幸運でした。
雲霧林のため雨が多く、そして雨が降ると鳥見どころではないのは、この探鳥地の辛いところでしょうか。
さて、鳥の写真などは・・・次回以降にゆっくりと。