「 空 」

鳥に花に動物に・・・・・自然に魅せられた管理人の、日々の観察記録です。

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8/10-16 Birding in East Papua 17

今回のPNGへの旅、色々なことがありました・・・

今日はそのいくつかを記しておきます。

いつか行きたいと思っている方の参考になれば良いのですが。

今日は写真が無いので、興味の無い方は読み飛ばして下さい^^;


まず、出発前の心配事。


航空券を購入し、ガイドには代金も全て送金した7月末のある日。

ちょうどPNGを訪れていた知人が、Facebookにこんな書き込みをしていた。

「マウントハーゲンが紛争状態で、飛行機が飛ぶか分からない。朝の便はキャンセル。」

目的地のハーゲンが紛争状態!?

もう2週間で行く場所なだけに、気が気では無い。そして、その夜に続報。

「ハーゲンの選挙で選挙管理委員長が全ての開票を待たずに当選者を決定。→落選した議員の母体の部族が激怒。その部族はハーゲンで2番目に大きく、ハーゲン空港の土地も所有している部族で、選挙管理委員長がポートモリスビーへ飛ぶという情報を入手→裁判を待たずに射殺することになり、空港で待ち構える→ハーゲン行きのフライトは全てキャンセル。しかし肝心の選挙管理委員長は逃亡済・・・」

とのこと。洒落にならない状況である・・・

それから数日後、知人から、また情報が。

「ハーゲンの紛争が激化。現地のガイドは「lots of killing」と言っている。」

さすがに焦る。

本当に現地入りできるのだろうか。現地に行けたとしても、探鳥できるような状態なのだろうか。

しかも、このことについて、ガイドに質問しても音沙汰無し。不安は募るばかりだが、待つしか無い。

数日後にまた知人から情報があり、どうやらハーゲン空港は8/2に開港される見込みとのこと。

どうやら紛争は収まったようで一安心。

話に寄れば、ハイランドの人たちは熱しやすく冷めやすい性格の様で、落ち着いてしまえば平和らしい。

しかし、これが帰る時に勃発していたら・・・と思うとゾッとする。



2つ目は、ガイドについて。

PNGに到着して、私たちは渡されていた行程表のとおり、ポートモリスビーにガイドが迎えに来ると信じていた。

しかし・・・彼は来なかった。

連絡してみると、我々を迎えに来てくれるはずのガイドは、他の客の対応のためにキウンガ(PNG西部)にいるらしい。

つまり、ガイドの予約をダブルブッキングしていて、ツアー前半は私たちと一緒には行動してくれないと言うことらしい。

彼のフライト代や宿代もガイド代には含まれているハズなのに、信じられない・・・。

そして、このことがさらなる問題を引き起こすことになる。

とりあえず、ポートモリスビーの空港での手続きはガイドの手配した別の人が対応してくれ、無事に乗り継いでマウントハーゲンへ到着。

しかしここでも、迎えに来てくれるハズの宿の人が迎えに来ない。

ガイドに連絡すると、予定とは別の人がいま宿を出て向かっているとのこと。

さっそく、空港で1時間の待ちぼうけ。

空港の鉄格子の外では、フェンスペインティングした多くの人達がこちらの様子を伺っている。

ガイドから、空港のフェンスの外には決して出ないようとのメッセージもあった。

ちょっと怖い。フェンスの外に出たらどうなるんだろうか・・・。

宿に到着して、ずっと同行してくれる予定だったガイドはいないものの、私たちは探鳥の手配はできていると信じていた。

しかし、なんだか様子がおかしい。

宿の人が、私たちに「いつまで滞在するの?」と聞いてくるのだ。

よくよく話をしてみると・・・探鳥の行程や帰りのフライトを含め、私たちの行程を全く理解していない。

つまり私たちのガイドは、宿に我々の詳細な予定を何も伝えていなかった。

そこで到着した日の夕方、今後の日程について相談した。

やはり、現地ガイドも予約されていた訳ではなく、たまたま身が空いていたからガイドしてもらえることになったようだ。

もし現地ガイドの予定が既に埋まっていたら・・・と思うと、身動きが取れなくなってしまっていた可能性が高い。

恐ろしいことである。


そして、宿を出発してポートモリスビーへ向かう日、チェックアウトの時に、さらにトラブルが起きた。

13:30に宿を出発しようとするも、なぜか宿のオーナーからバードガイド代を要求された。

私たちは事前に、宿代やガイド代を含む全額をガイドに支払い済であり、ガイドからも「宿には一切支払わなくていい」と言われていたのに、である。

宿のオーナーには、ガイドからの「支払う必要はない」というメッセージを見せて対応したが、オーナーは、そのガイドから支払ってもらってないの一点張り。

ガイドに電話で連絡してもらうと、ガイドは支払済だということで、意見が食い違う。

こうなると、全て支払い済の我々にはどうすることもできず、全て払ったと言い続けるしかない。

オーナーが頑固で、しかも「あのガイドは信じられない」などと言いながら私たちに迫ったが、数日間お世話になった現地ガイドが我々をかばってくれ、問題はガイドだと言ってくれた。

30分ほど揉めた挙げ句、問題がガイドにあるということで、最終的には解放してくれた。

しかし、車で出発を待っていた運転手は、出発が遅れたことにカンカンに怒っていた(私たちが悪いわけではないのだが・・・)。

どうやら、フロントで揉めている間に、運転手もガイドと電話して事情は聞いていたらしい。

遅れた顛末については、空港まで一緒に車に乗ってくれた現地ガイドが弁解してくれた。

運転手は、代金の問題よりもフライトの時刻のことを優先してくれた。

ただ、今後Kumulを使うときは、今回のガイドを通さずに直接Kumulに連絡して欲しいと言われた(言われなくとも、こんな目に遭った以上、二度とあのガイドを通すことはないのだが)。

他にも色々と、細かなことはあったが、キリがないのでこれくらいに。

ちなみにその問題のガイド、鳥を見つけるのには長けていて、バリラタでは実力を見せてくれた。

ローカルガイドとしての実力はあるのだが、旅のコーディネートをする能力は全く無し。

しかし、PNGではそれが普通らしい・・・恐るべし国民性。

そういえば、朝食の時間もいつも早朝に頼んであっても遅かったなー・・・



3つ目は、毒ヘビ事件。

バリラタでMarbled Frogmouthが木で寝ているのを観察していると、現地人が2人でこちらに歩いてくる。

どうやら1人が足を毒蛇(Purple Snake)に咬まれたらしい。

ガイドの車に乗せて病院まで連れて行って欲しいとのことのようだ。

ガイドがいない間の治安面は不安だったが、人命に関わる緊急事なのでOKした。

病院まではすぐ近くらしく、ガイドは30分くらいで戻ってきた。

しかし、かなり強い毒をもったヘビらしく、彼が助かる確率は・・・と、ガイドは話していた。

おそらく毎日のように、あちこちでこんなことが起き、多くの方が命を落としているのであろう。

彼が運良くガイドの車で病院へ行けたことで、命を救われたことを祈らずにはいられなかった。



とまぁ、色々とトラブルに見舞われた今回のPNG探鳥旅行。

結果、帰ってきてみれば致命的な事件にはならなかったものの、現地では冷や汗ばかりかいてました・・・

しかし、色々な経験を積み、また色々な鳥を見られたのも事実。

行く前から想像はしていましたが、ハイリスク、ハイコスト、ハイリターンな国、PNGだと改めて痛感しました。

それでもこれに懲りず、またこの地を訪れてみたいとも思いました。

せめて治安が良くなればいいのですが。



写真もなく、ひたすら書き綴りましたが・・・長文失礼しました^^;


| 雑事 | 22:39 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

無事が何より

PNGでは大変な目に会いましたね。それでも無事に帰ってこられたことだけで、多少鳥が見られなかったとしても、神様に感謝ですね。
私が昔滞在していた頃も、ハイランドで空港や道路が閉鎖された話は時々聞きました。多くの場合は女性をめぐる問題が引き金だったようですが、選挙の頃は特に危険です。戦争状態になります。空さんの場合は、現地ガイドがいい人だったのが救いですね。
それでも鳥は本当に魅力的なので、現地の信頼できる人を探し出して、これからも鳥見に行って、魅力的な写真を見せてください。

| indoburung11 | 2018/06/16 23:15 | URL |

>indoburung11さん
色々ありましたが、とりあえず無事に行程どおり帰って来れたので良かったです。

やはりハイランドはかなりリスクがありますよね。
昔、ここでツアーを組んでいたと聞くと・・・そのツアーのコンダクターにはなりたくないなと思いました・・・

現地ガイドはいい人で、最後に助けられました。
生活用品を入手できなくて困る程度には田舎&貧困な地域なので、靴や服がもらえるのが嬉しいようでした。私からはチップ代わりにTシャツをプレゼントしてきました。
ボロボロのサンダルで森の中を歩いていたので、そうと知っていれば、靴でも持って行ったのですが。

またいつかとは思いますが、いつになることやら・・・

| Tommy | 2018/06/20 00:26 | URL | ≫ EDIT















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